暑さの厳しかった夏が過ぎ・・・と言いたいところですが、10月に突入もまだ日中は半袖でも問題ないくらいの気候が続いています。今週中旬から一気に気温が下がるとの予報もありましたが、急な寒暖の差で体調がすぐれないと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。季節の変わり目に大きくなる寒暖差や気圧の変動が体調不良に繋がることが多いようで、体から心の症状まで多岐にわたります。
 頭痛やめまい、肌荒れ等、季節の変わり目に現れる諸症状に関して、気圧の変化をどうにかする。という事は無づかしい事ですが、自律神経のバランスを整えることで、症状を緩和できるようです。
 まずは健康に過ごすために、日々の生活の中で自律神経を整える栄養素を摂取することが重要です。以下のような栄養素が特に効果があるようです。
ビタミンB群…神経の働きを正常に保つ役割があるビタミンB群は、ストレスをためこんだ状態が続くと消費されやすく、不足すると自律神経のバランスが崩れやすくなります。ビタミンB6やB12が含まれている秋の味覚を代表するサンマをはじめ、カツオやウナギなどを、日頃からしっかり取り入れましょう。
昆布やワカメ、ヒジキなどに含まれるマグネシウムと一緒に摂取するようにすると、ビタミンB群の働きを助けるのでより効果的です。
マンガン…干ししいたけ、キウイフルーツなどに含まれるマンガンは、神経過敏を和らげるとされています。
カルシウム…牛乳やニボシなどに含まれるカルシウムは、イライラした気持ちや興奮を抑えて眠りにつきやすくする働きがあります。
GABA(ギャバ)…アミノ酸の一種であるGABAは、不足すると自律神経が乱れやすくなると言われています。トマトに多く含まれていますので、1日1個を目安に、習慣化して食事に取り入れてみましょう。
カフェインレスの飲み物…朝や仕事始めにコーヒーを飲む方もいるでしょう。コーヒーは交感神経を活発にさせます。気圧や気温の変化によって自律神経が乱れているときは控えて、カフェインレスの飲み物を選ぶといいでしょう。
 また、睡眠をしっかりとることが重要です。寝ている間は副交感神経が優位に働き体や心をやすませてくれます。
 あわせて室内と屋外の温度差を減らすことも重要になります。屋外と室内の温度差が開きすぎないように、エアコンの設定温度を見直しましょう。
 ストレスを多く感じているときは要注意です。心身をリラックスさせる副交感神経が優位に働くような対策を取りましょう。暗めの照明の部屋で静かな音楽を聞くことや、ラベンダーなど鎮静作用のあるアロマの香りでのんびりと寛ぐのがおすすめです。軽いストレッチも気分転換になります。これらの対策は1年を通して大切なことですが、季節の変わり目は特に意識して取り組むことが重要です。

まごころ倶楽部 エフ・サポート合同会社  加藤

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