本年も残すところあと2ヶ月。あっという間に時が過ぎると感じるのは私だけでしょうか。
 ラジオをつければ「ハッピーハロウィン」、スーパーに行けばお菓子の山。量販店に行けば仮装大賞仕様。今では当たり前のようにこの時期に世間が賑わう【ハロウィン】。そもそもハロウィンとはどんなお祭りなのか?
 11月1日にキリスト教の諸聖人に祈りを捧げる祝日「諸聖人の日」「万聖節」(All Hallo)の前夜祭(All Hallo Eve)という意味で、ヨーロッパ発祥のお祭りだそうです。秋の収穫をお祝いし、先祖の霊をお迎えするとともに悪霊を追い払うお祭りで、古代ケルト人が行っていたお祭りに由来しているようです。昔は蕪(野菜のかぶ)をくりぬいていたといわれ、ヨーロッパからアメリカへ渡った際にカボチャになったというあの怖い顔のくりぬいた代物。いわれは多々あるようですが、「ジャック・オー・ランタン」という名前が付いているそうです。 ジャックとは、アイルランドの物語に登場する男の名前。生前、悪いことばかりしていたジャックは、魂を取ろうとやってきた悪魔を騙したため、地獄に堕ちることもできず、死んだ後もランタンに火を灯して闇夜をさまよい続けたというお話です。そこから怖い顔にくり抜いて部屋の窓辺などに飾ると魔除けの役割を果たし、悪霊を怖がらせて追い払えるということから、今もランタンとして飾るようになったようです。
 仮装するのも怖い恰好をして、やってくる悪霊たちを怖がらせるためだという事です。ハロウィンといえば、仮装をした子どもたちが街を練り歩き、「トリック・オア・トリート」(お菓子をくれなきゃ、いたずらするぞ!)と玄関先で声をかけてお菓子をねだる様子が名物。「トリック・オア・トリート」と言われたら、大人たちは「ハッピーハロウィン!」と答えて、お菓子を渡すのが習わしになっています。
 諸説あるようですが、こうやって調べてみると新たに面白い発見に出会えます。コロナ禍も徐々に緩和されてきましたが、例年見る仮装した人たちの迷惑行為。悪霊に取りつかれないようにお気を付けを(笑)

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